地中熱利用システム
地中熱利用の特長
安定した熱源
日本中いつでもどこでも気象条件に左右されることなく、季節・昼夜を問わず利用できる。年間を通じて安定した自然エネルギーです。
節電・省エネ
安定した熱源である地中熱を利用することにより、高効率な運転が可能となり、大きな節電効果が期待できます。
CO2削減効果
従来のシステムに比べて、CO2排出量を大幅に削減しますので、地球温暖化防止に貢献します。
ヒートアイランド抑制効果
冷房・排熱を外気に排出しないためヒートアイランド現象を抑制します。
鉱研工業厚木工場の展示施設
鉱研工業の厚木工場では、展示用として地中熱ヒートポンプシステムを設置し、電力計温度センサーによる熱効率・電力使用量の実験を行っています。ぜひ実際に見学してみてください。
地中熱設備
冷暖房パネルヒーター
除湿型放射冷暖房システムの採用により、放射と自然対流で、夏は木陰のような涼しさ、冬は陽だまりの暖かさを実感することができます。
(注)放射:人や物、建物全体に伝わる熱。例えば冬は同じ空気温度でも太陽が出ていると暖かく、日陰は寒い。また、夏はトンネルに入るとヒンヤリ気持ちよく感じる。それらは温放射・冷放射によるものです。
温湿度・電力使用量を計測
厚木工場での掘さく光景
利用できる補助金について
熱利用の設備を導入する民間事業者に対し、資源エネルギー庁より、補助対象経費の1/3以内の補助金が支給されます。
厚木工場のヒートポンプ冷暖房システムは、平成25年度再生可能エネルギー熱事業者支援対策事業に採択されました。(第25110781号)